鰕蔵異聞 19 中村仲蔵の目線

(承前 初代中村仲蔵の浮世絵) 四代目市川団十郎は演劇に関わる私塾を開いてまで後継者たちを育てていますが初代中村仲蔵も、その「木場の親玉」に演技を高く評価された歌舞伎役者で後年刊行された『歌舞伎年表』(伊原敏郎・清清園著)にも時代考証を含め確実な同時代資料の一つとして取り上げられた『秀鶴日記』を記した人です。 この人は歌舞伎役者の家…

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木枯らしの自慢話

風が吹く、木枯らしが舞う、風が安普請の窓や雨戸を容赦なく叩く。   やぁ、起きてるかい。元気にやってるかい、どうしてる?  まだ寝てたのかな、まだ、夜明け前だものな、寒いな。   お陰様で、風邪一つひかずに、何んとかやってるよ。   そうかい、それは何よりだ、マメが一番だものな。   そうだね、病を抱えると、年寄りは大変だ。…

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国忍富命考 4 本名は新河彦か

(承前 三上氏も天津彦根命の子孫です)  天孫本紀の著者が意図していた処は別な点あったと思われます。それは、   ③ ②によって出石心大臣命の「子」として大水口宿禰・     大矢口宿禰の兄弟を系譜に組み入れ、これ以降の     物部氏本流は大矢口宿禰の子孫に限定させたこと   ④ 本来、出石心大臣命の妻であった坂戸由良都姫を…

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