カモと天孫族 下 息長と和邇
(承前)
大王は王子の出雲詣りを即決、占いによって吉と出た曙立王と菟上王の二人を介添え人として都を出立しました。仮宮を建て大御食を出雲国造の祖・岐比佐都美が献上しようとした時、突然、王子が『此の川下にある青葉の山のようなものは、若しかして出雲の石くまの曽宮に鎮座する葦原色許男大神を斎祀る祝の大庭か?』と問いかけ、お供の曙立王たちも大…
昭和23年生まれの男性が、偏った感性で選ぶ歴史上の人物や出来事について、極めて不定期に語ります。
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