いらち

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昔の人は『三つ子の魂百まで』などと言っていたそうですが、
幼い頃に身に付いた性分、気質は大人に成ってもあまり変わることが無さそうです。

  あいつは、こんまい頃から、そーやった。
  ちょっと待ったら次の電車が来るのん分かってんのに、
  待つのんが嫌でしゃーないんか、走って行って乗っとったなぁ。
  家、近所やし、がっこも一緒に行っとったけど、ほんま、いらちなやっちゃで。

意味合いは「イライラする」の「イラ」から来ている言葉で、
標準語なら差し詰め「せっかち」「気短」といったところか。
ただ関西弁の特色の一つかも知れませんが、
どことなく、その行動には「可笑しみ」が見え隠れします。
何事にも動じることなく、常に平常心を保ち続けることなど筆者には
到底できませんから、やはり「いらち」な小物に終始しそうです。


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