ちょうさいぼう

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この言葉を単純に「関西弁」と決めつけられないのは、
著名な方言辞典などには、

  常陸、筑前、千葉、愛知から三重、和歌山、兵庫さらには
  広島、鳥取、出雲、岡山、徳島、愛媛、高知、大分など

全国的に使われた言い回しでもあるからに他ならない。
江戸後期の文人、喜多村節信の『喜遊笑覧』によれば、

  方斎の斎は、人を嘲弄する嘲斎と言いしを
  是には下に坊を付けて「ちょうさい坊」という。

とあるそうで、意味は「笑い物(にする)」あるいは「おっちょこちょい」
更には「デタラメばかり言う(人)」などが上げられる。
ただ不思議なのは、七十年以上も関西暮らしをしているが、
現実に、この言葉を口にした人に会ったことがない。
また出雲には「ちょうらかす」という言葉があって、
相手をはぐらかす様な場面で使ったと思うのだが、
これは逆に出雲弁としては、どの資料にも出ていない。

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