音楽と記憶 9 気分はベンチャーズ 2024年02月29日 エレキギター ベンチャーズ 高橋竹山 (承前) 昭和30年代を西暦にすると1955年から64年までの10年間ということになりますが、30年代の終わり頃から40年代の初めにかけての時期、国内ではエレキギターのブームが起こっていました。その原動力となったグループが『ザ・ベンチャーズ』であったことは皆さんも、何処かで聞いた記憶があるでしょう。 彼らは勿論、音楽の楽しさを広… 続きを読むread more
街中で迷子になる夢 2024年02月29日 迷子 誌面 交差点 依頼のあった誌面を作る材料を集めに外出しようとした処、玄関先に一台の車が停まり、中に顔見知りの人が座っている。いつも画像を提供してくれている人物なのだが、今回は、彼の会社のモノを使う気が無いので、その旨伝えると、機嫌を損ね、大いにむくれ顔になった。とは言え、こちらにも都合がある。仏頂面の彼を殊更に無視して街中へ出かけたまでは良かったが、… 続きを読むread more
音楽と記憶 8 ブラスでリンゴ追分 2024年02月28日 ブラスバンド りんご追分 美空ひばり トランペット ミュート アイーダ (承前) ブラスバンドの産みの親であり、育ての親でもあった先生は音楽担当ではなく、なんと理科の先生。それも若い男の先生でした。募集には定員を何倍も上回る応募者があり、競争率はかなりの高さになったのですが、一人抜け二人抜けして20名前後の人数に落ち着いたのです。 創部間もなく先生は無謀とも思える計画を部員に示し、そのスケジュールに… 続きを読むread more