記事を書くのは時代遅れ

ネットを徘徊していると色々な「広告」に出会う。最近、眼に着いたのが、いわゆる人工知能に関連したアプリの宣伝で、   もぅ、ブログの記事を自分で書くのは時代遅れ だと「教えて」くれる。内容は大体想像がつくが、実際にそれらのサイトは覗いていないので断言はできないが、何らかの「テーマ」「に沿った条件を明示して、それに相応しい内容の文章…

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大名と岡っ引き 5 同心たちの私兵

(承前 江戸には「縄張り」を持つ数百人もの岡っ引きが居た)  徳川将軍家お膝元の大江戸で、治安組織の末端を構成していた町方の岡っ引き集団を、全国の各藩大名が蔭で支えていた不思議な構図が浮かび上がります。さて、阿波蜂須賀家では幕臣でもある町奉行所同心や、その配下を構成していた岡っ引きと呼ばれる町人たち多数に扶持米と現金を支給し、藩士たち…

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吉原と文人 12 蔦屋の妻は本屋の娘

(承前 狂歌集『絵本吾妻抉』の挿絵より) 江戸の出版界で活躍した蔦屋重三郎(1750~1797)は吉原の「中」で生まれ育った人だが、遊郭という特別な空間の宣伝広告だけに満足することはなく、常に新しい物へ関心を払い、自分の可能性に挑戦した人生を望み実践した。 吉原内にあった店舗を天明三年『通詩選笑知』を刊行、これを機に、日本橋に進出、…

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